@techreport{oai:grips.repo.nii.ac.jp:00001704, author = {細江, 宣裕}, note = {https://www.grips.ac.jp/list/jp/facultyinfo/hosoe_nobuhiro/, 経済産業省は2019 年7 ⽉に優遇措置として与えられていた韓国への⼀部化学製品の輸出⼿続きの簡素化を取りやめると発表した。これによって、韓国国内の半導体、電⼦製品の⽣産や世界市場への供給が滞ることが懸念されている。本研究では、世界貿易の応⽤⼀般均衡モデルを⽤い、化学製品に対する⼀種の輸出税の賦課や、韓国の電⼦製品産業の⽣産性の低下が⽣じた場合を考えて、その経済的影響をシミュレーション分析によって明らかにする。その結果、⽣産性が低下する場合には、電⼦製品の国際市場や、韓国以外の国々の経済厚⽣(実質消費の変化額)に対する影響は全般に⼩さい。しかし、輸出税が課される形になると、貿易パタンは⼤きく変化し、⽇韓ともに経済厚⽣に対して同規模の悪影響が出る。ただし、両国間の経済規模の違いが⼤きいので、GDP ⽐で⾒ると⽇本が被る損失は、韓国のそれよりもかなり⼩さい。, JEL Classification Codes: F13, F15, F17, C68}, title = {⽇韓貿易における化学製品の輸出管理厳格化の影響} }