WEKO3
アイテム
ユーラトムの成立とヨーロッパ核秩序 1955-1958 -- 統合・自立・拡散 --
https://doi.org/10.24545/00001517
https://doi.org/10.24545/000015177a1dcff7-3588-419f-9892-301a82f564d8
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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DP16-17.pdf (1.3 MB)
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Item type | ディスカッションペーパー / Discussion Paper(1) | |||||
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公開日 | 2016-10-05 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ユーラトムの成立とヨーロッパ核秩序 1955-1958 -- 統合・自立・拡散 -- | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||
資源タイプ | technical report | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.24545/00001517 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
その他(別言語等)のタイトル | ||||||
その他のタイトル | EURATOM between European Nuclear Integration and World Nuclear Order, 1955-1958 : Integration, Independence and Proliferation | |||||
言語 | en | |||||
著者 |
川嶋, 周一
× 川嶋, 周一 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 8252 | |||||
姓名 | KAWASHIMA, Shuichi | |||||
言語 | en | |||||
著者所属 | ||||||
値 | 明治大学 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿は、1955 年から 57 年にかけて交渉が行われ、58 年 1 月1 日に成立した欧州原子力共同体(以下、ユーラトム)がどのように成立し、そして機能していったのかを、ユーラトムが 50 年代から 60 年代にかけて確立していったグローバルな核秩序の中にどのように位置づけられるのか念頭に置きながら、考察するものである。 ユーラトムは、現在の欧州連合(EU)の前身を構成する共同体の一つであり、現在でも一定の役割を果たしている。しかし、ユーラトムの双子として生まれた共同市場の欧州経済共同体(EEC)がその後EU につながる土台を提供するほどの成功を収めたのとは対照的に、原子力共同体は急速にその存在意義を失い、そしてほぼ忘れられた共同体となった。ユーラトムとは何だったのか。本稿は、欧州各国の未公刊史料を用いて、ユーラトムをヨーロッパ統合というよりもむしろ、50 年代の後半から 60 年代にかけて形成されていく、核エネルギーの平和利用レジームや北大西洋条約機構(NATO)を含めたより広いグローバルな核秩序の中に位置付けようとする。その際、ユーラトムは、ヨーロッパがアメリカに対する協調と自立を求める相矛盾する狭間の中で成立した、ある種のエアポケットであるさまが描かれるであろう。 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | This paper examines the historical process by which European Atomic Community (EURATOM) was established and gained its institutional functions. Special attention is paid to how EURATOM was placed in the Nuclear World Order which was being established gradually from 1950s to 1960s. EURATOM is the predecessor of one of the organizations which consists today’s EU still plays certain roles today. However, whereas the EEC, established simultaneously as EURATOM, succeed in providing the foundations of today’s EU, this atomic Community rapidly lost its raison d’être and is today almost forgotten. What was EURATOM? This paper scrutinize establishment of EURATOM, based on unpublished multi-archival materials, putting it in the context of global nuclear order in broader sense which include regime of peaceful use of nuclear energy and military alliance such as NATO whose strategy depended on nuclear weapons, rather than of European integration. EURATOM turns out to be a kind of an air-pocket whilst Europe pursued cooperation and independence simultaneously with the United States. | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本論稿は、2014 年度日本国際政治学会部会「NATO 核共有制度の起源――1956-1957 年の同盟危機を中心に」の報告ペーパーに加筆修正を施したものである。また本論稿は、科研費(基盤研究 B)「NATOにおける核共有・核協議制度の成立と運用」(研究課題番号 25285053)および、政策研究大学院大学政策研究センター・リサーチプロジェクトの研究支援を受けた研究成果の一部である。 | |||||
発行年 | ||||||
値 | 2016-10 | |||||
書誌情報 |
en : GRIPS Discussion Papers 巻 DP16-17, 発行日 2016-10-05 |
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出版者 | ||||||
出版者 | GRIPS Policy Research Center | |||||
言語 | en | |||||
関連サイト | ||||||
関連タイプ | isIdenticalTo | |||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://ideas.repec.org/p/ngi/dpaper/16-17.html | |||||
関連名称 | https://ideas.repec.org/p/ngi/dpaper/16-17.html | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | AM | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_ab4af688f83e57aa |